カープ雑感['13.04/09]【胃に優しい試合】
ベイスターズ一回戦は9-2で快勝!
昨季のカープの勝敗を考えたとき,対BYの勝ち越しが効いていたのも事実でした.
あるいはこの対戦の結果如何でかなり悲観的な見方をしなければならないかと思っていたので,とりあえずは安心といったところ.
とは言えブランコ選手には完璧なHRに二塁打を打たれるなど一抹の不安も残るところとなりました.
ただ試合展開としては3回までに9得点を奪い8点をリード.
先発の大竹投手もその後は件の一発のみに抑え,8回途中を2失点.
その後は河内‐戸田と繋いで勝利ということで,カープファンにとっては大変胃に優しい試合となりました.
個人的に注目しているのは投手起用なのですが,今日の継投は良かったと思います.
ポイントは以下の3点.
1) 今村投手などの勝ちパターンを使わず
2) 大竹投手を8回二死の時点で交代
3) 昇格間もない戸田投手を起用
まぁ1つ目は当然というか,むしろ使っていたら勝っても批判の嵐でしたでしょうが,投手コーチが変わったばかりなのでまた変な起用をしそうで怖いのであえて書いておきます.
というかこれまでの試合は今村投手をめちゃくちゃに使っていますからね.
2つ目は球数に気を使っていることが窺えたことを評価しています.
8回一死一塁の場面で梶谷投手を迎えた際の大竹投手の投球数は108球.
そこから4球でサードゴロに仕留め,その時点で112球.
展開だけを考えれば,大量点差ですから8回まで投げ切らせて交代という考えもあったと思います.
(というか一昨年までなら9回を投げさせていても多分おかしくなかったと思います)
まだ確信に至る状況ではありませんが,これだけみると「大竹投手は110球」という目安を設けて,それを超えたから交代したようにも推し量れます.
少なくともこういった発想は一昨年まではなかったように記憶していますし,先発の運営には気を配っていることを期待させる内容でした.
…まぁこれも現代野球では当然のことではありますし,週の頭ということを考えればもう少し引っ張るという選択も間違いだとは思いません.
ですが,先述のとおり投手コーチが変わったことにより,2000年代前半や2010-2011年のような起用が再び繰り返されるのではないかと危惧しているので,ここにあえて書いておきます.
3つ目の戸田投手に起用に関してはもうそのままです.
一軍での登板自体が少ない投手ですから慣れさせておく必要がある半面,おそらくは6枚目の先発として試す可能性が高いでしょうから,あんまり投げさせてもアレなので.
日曜日あたりに先発することになっても使いやすくはなったかと思います.
もう1回りほどしたら改めて今季の投手起用をまとめてみようかと思います.
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