順位予想を振り返る 【2012パ・リーグ編(B・M・E)】
それではパのBクラス予想のチームについて.
【イーグルス順位予想2012】 (1:パの傾向)
【イーグルス順位予想2012】 (2:パ各チーム戦力評,前編)
【イーグルス順位予想2012】 (3:パ各チーム戦力評,後編)
【オリックスバファローズ】
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中継ぎの成績は良化しているものの,実績のある先発投手の不足が痛いところです.
1にも書いたように,パでは中継ぎよりも先発投手が重要だと考えているため,ここのマイナスが大きいです.
昨季の得点力は高かったわけではないものの,特に低かったということもなく.
李選手を補強はしていますし,今季もそれなりの得点力でしょう.
岡田監督は救援投手を重視する傾向がありますが,その辺りのバランスをもう少し先発に分配できるようになれば3位か4位あたりに落ち着くのではないかとみています.
そこを見誤るともう少し下位に沈むかもしれません.
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得点は減少し失点は微増でしたが,最下位に沈みました.
打撃関係の成績は本塁打・打率などが僅かに悪化し,総得点はリーグワーストに.
李大浩選手の加入にも関わらず,というのは残念なところです.
投手成績もあまり変化はありませんが,ほかのチームが良化し,結果としてリーグワーストに.
シーズン前から先発の弱さは指摘していましたが (そしてパではそれが致命傷になり得ることも),規定投球回到達者は木佐貫投手ただ1人.
先発防御率もリーグワーストに沈みました.
昨季は3人の規定投球回到達者を擁し,先発防御率もワースト2位であったことを考えると悪化が進んでいると言えます.
野手を中心にバファローズの補強の話が紙面に躍っていますが,一番のウィークポイントである先発をどうにかしないといけないでしょうね.
前岡田監督についてはいろいろ言われていますが,個人的には救援投手の整備を優先させる同監督はパとの相性が致命的に悪かったと認識しています.
【千葉ロッテマリーンズ】
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計算できる先発投手は成瀬・唐川投手らの2人のみ.
これはバファローズ・イーグルスとも共通するところでありますが,Aクラス予想したチームと比べて実績のある先発投手の数が少ないことが下位予想の主な理由です.
昨季のマリーンズは,大きく得点力が低下し,リーグ最低レベルを記録しました.
ただ一昨季のようにポテンシャル自体はあるはずなので,統一球への対応如何では上位進出もありうるでしょう.
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昨季はかなり低調だった打線が67得点を上積みし,一応リーグ中~上位の総得点を残しました.
規定打席の到達した打者も昨季の4人から6人に,本塁打や打率も良化しています.
昨季の低迷は,流石に悪い方向に振れ過ぎたとみていましたが,やはり落ち着いてきたようです.
投手成績も若干向上したものの,戦前の予想通り先発投手陣の不足が響いた印象です.
先発防御率はリーグワースト2位の3.29,規定投球回到達者は2人のみです.
ただし,昨季は先発防御率がリーグワーストで規定投球回到達者も同様に2人でした.
多少良化している印象です.
投打ともに,この辺りの変化が来季以降どうなるかというところでしょうね.
【東北楽天ゴールデンイーグルス】
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岩隈投手の穴はかなり大きいところだと思います.
加えて,極端な得点力不足.
マリーンズのように昨季だけでは無く,数年来の慢性的なところなので急激な改善は望めなさそうなところが,低評価の理由です.
先発3番手以降の活躍,岩村選手の復活や牧田選手の躍進などによる得点力不足の改善,
と言ったことが重ならなければ上位進出は難しいかと思います.
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まず,最下位予想をしてすみませんでした.
4位に入ったのは嬉しい誤算です.
できれば来年はAクラス入りをお願いします.
さて,一番のネックだと思っていた得点力ですが,リーグ中位の総得点を残しました.
新加入の選手の大活躍といった強い要因というよりは全体的に若干良くなったというところでしょうが,来季以降もこの調子で行ってくれるといいですね.
投手陣に関しては,心配していた岩隈投手の離脱にもかかわらず,先発投手の防御率はリーグ中位となりました.
この辺りは美馬投手や釜田投手が,(防御率には若干の不満はあるものの) 投球回をしっかりと稼いでくれたことが大きいのでしょうね.
美馬投手の配置転換なども影響しているのか救援防御率は多少悪化したものの,上記の理由によりこれは好判断だと思います.
この辺り何かおかしいところがあればShibakawaさんにご意見を伺いたいところです.
振りかえってみると,セ・パともに当たっているんだか外れているんだかわからない感じでしたが,いろいろと思うところがありますね.
また来年も開幕前にやりたいところです.
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