飯尾の駄文日記

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中国メモ43

【中国英語】

先日同僚たちと飲んでいたのですが,国による英語の話し方の違いの話になりました.
その違いについてつらつらと.


彼ら曰く,「中国人の話す中国英語 (Chinglish) はアクセントが強めで個々の単語を区切る感覚が強い」とのこと.
言われてみれば確かに思い当たる節があります.
また自分が,「冠詞 (aやthe) に対する感覚があんまりないよね.日本人もだけど」と言ったら同意してくれました.

あとはこの時は指摘しませんでしたが,主語を省くことがあるというのもChinglishの特徴だと思います.
いつだったか風邪をひいたときに,中国人から携帯メールで「Have ever seen a doctor ?」と聞かれたことがあります.
主語が抜けていたので一瞬 ? となりました.
正確には「Have you ever seen a doctor ?」か「You have ever seen a doctor ?」(あなたはお医者さんに診てもらったか?) なんですが,おそらく後者の主語を省いたんだと思います.
中国語自体は日本語と同じく主語を割と頻繁に省略する言語ですので.


同僚の中にはフランスへの留学経験のある人がいて,その彼は,「フランス人はhを発音しないことがあるから“heat” が“eat”に聞こえたりする」と言っていました.
更に彼の留学先にはインド人もいたそうで,「インド人は中国人以上に個々の単語を強く区切る」とも言っていました.


日本英語の話になったので,「日本人の話す英語はEngrishなどと揶揄されることがあって,そのとおりlとrの発音の区別が曖昧.(テーブル上のご飯を指しながら)これはriceだけどliceと言ってしまう人も少なくない」みたいなことを言いました.
これで「確かにその通りだ」みたいなことを言って強く納得されたら,それはそれで自分の発音がアレだということになるので少し不安でしたが,「へぇそうなんだ」といったリアクションで,少なくとも強く頷いているような感じではなかったので….
「まぁ自分の発音は大丈夫という意味だよな.うん」と自分では解釈しています.

日本英語はカタカナ発音に引っ張られることが多いということも伝えようかと思ったのですが,語彙的に難しくて断念しました.



この手の話は面白いですよね.
国ごとの英語の文法や発音の違いとその原因などをまとめた本があれば是非読んでみたいのですが….
もしそういう本をご存知の方がいれば教えて頂けると幸いです.

今日はこんなもので

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