飯尾の駄文日記

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研究資金と原発

3つ目はエネルギー開発に関する研究資金について.
これはかなりメモ書きみたいな形で特に結論もありません.ご容赦を.

最初の記事でも書いたようにエネルギー関係は多少修めていたので,原子力以外の代替エネルギーをするにはコストがかかり過ぎることは承知しています.

それでも時勢として脱原発の動き自体は加速するとしか考えられないのですが,莫大な研究資金を投入されたとしたらどれくらいの可能性があるのか?

昔,東大の海洋研の方とお話をする機会があってその方は深海底の生物を研究していました.
よく言われる「38万km離れた月にも人類は行っているのに,わずか最大で1万mの深海底にはわからないことが多い」という話になりました.
その時,「でも宇宙研究と深海研究とではそもそもその研究資金が大きく違う.宇宙事業に用いられるほどの資金が深海の研究資金に使われればいま宇宙でわかっていることと同レベルのことがわかるはず」と言われました.
考えてみればもっともな話です.

少なくとも現状,現在の技術水準では代替エネルギーの有効性は相対的に低いと言わざるを得ません.
では原発に用いられはずだった研究資金の大部分を代替エネルギーに用いればどうなるでしょうか?
それでもその有効性はやはり低いままなのか?

技術革新やブレークスルーの可能性を論じるのは極めて難しいとは思うのですが気になります.