【カープ順位予想2012】 (2:野手陣)
前記事に続いて野手陣について.
ポジションごとに見ると,
捕:石原・倉 (白濱・上村)
一:栗原
二:東出
三:バーデン?小窪?石井?
遊:梵 (木村)
右:廣瀬
中:丸・赤松・迎・天谷
左:ニック・松山・岩本・嶋・會澤?
というところでしょうか.
いかんせん実績があって目立った持病を持っていないのが,石原・倉・栗原・東出選手らしかおらず,その中でも打撃に定評がある選手は栗原選手と東出選手のみと言うのが厳しいですね.
外野も争いが熾烈とは言われていますが,むしろ決め手に欠ける選手が多いだけという印象です.
もちろんそれは誰かが怪我で離脱しても大きなマイナスにはなりえないという点で見れば悪い話ではありませんが.
ただ,であればわざわざ會澤選手をここに放り込んだのはやはり疑問符が付くところです.
ポイントとしては,かぷ吉さんのところでも書きましたけれど,梵選手や廣瀬選手が何試合出られるかでしょうかね.
これらの選手は「怪我さえなければ」という注釈がつきながら「昨年怪我をしている選手」たちですからね.
仮にニック選手や岩本選手などのうち誰かが大活躍したとしても,梵・廣瀬選手らが怪我で出場ができない試合が多いようであれば,昨季からの上積みは微々たるものになってしまいます.
まぁカープの得点力不足は編成の問題に因るところが大きい以上,これが急に解消される可能性は低いでしょう.
また前記事で書いた通り統一球の影響が強いままであれば,打力の差が勝敗に与える影響は相対的に小さくなっているかと思います.
総じて監督の采配や起用が,(怪我や疲労を除けば) 得点力や勝敗に大きな影響を与えうるとは思えませんし,正直言うとあまり言及しても詮無いところかと思いますね.
一応個人的な基準を示しておくと,昨年と同程度の統一球の影響と仮定して,
梵・廣瀬選手らが110試合900回ほど出場できたうえで,ニック・松山・岩本選手らのうち1人が15本,もう1人が10本程度残せれば,打撃成績は好転するかな,というところです.
締りの無い纏めですみません.
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