カープ雑感['12.02/18]青木投手の怪我
青木投手の怪我が重そうですね.
野村鯉に悲報 青木、最悪ひざ手術も…
まぁ怪我自体は詳細がわからないのでそれ自体を批判するつもりはありませんが,これを受けて改めてカープの層の薄さを感じます.
ここのところ,カープの投手陣の層が厚いといったような話を耳にする機会が多々あるのですが,個人的にはかなり懐疑的です.
理由は,やはり中継ぎが弱すぎる上に,そこを改善しようとする姿勢が見えないことに尽きます.
前にも書いたようにセでは中継ぎが貧弱では勝負にならないと言う面もありますし,何より青木投手の故障を誤算と言っているあたりですね.
上記リンクの中でも青木投手が「今季も計算できる貴重な中継ぎ左腕として起用されるはずだった」と書いてあります.
成績の面からみれば,昨季の青木投手の防御率は統一球の下で3.27に過ぎません.且つその前年までは先発が主体であり,中継ぎとしての実績はわずか1年です.
野手の統一球への対応の可能性や昨季の数回の怪我の影響を考えれば,この怪我がなかったとしても,「せいぜい敗戦処理投手」というレベルの成績しか残せない可能性も十分に考えられるわけです.
当然のことながら,この例はサファテ・今村・岸本投手らにも当てはまります.もちろん個人ごとに今季の成績見積もりは異なりますし,「全員成績が悪化するに違いない」と言うまで悲観的にみる必要はありません.ただ青木投手と合わせて,「4人中2人が昨季レベルの成績を残せれば並」程度の見積である必要があるとは思います.
いずれにせよ,先の金丸投手の故障と合わせて,「良いか悪いかの予想がつかない,あるいはつきにくい投手」らをコマとしてカウントしなければならない,このこと自身がカープ投手陣の層の薄さを如実に語っていると思います.
チーム編成としては,「青木投手が昨年と同レベルの成績を残せたら儲けもの」くらいの気持ちで準備をしなければならないはずです.
もちろん昨年活躍した選手に今季も同様の成績を望むのは致し方ない部分ではありますが,それを差し引いても実績が不十分な選手の活躍は疑ってかからなければならないと思います.
もちろんその上で一定の成績を残せれば,たとえそれが抜群の成績では無かったとしても,一定の評価を与える必要があるはずです.
以前に栗原選手と廣瀬選手を例にして書きましたが (栗原・廣瀬選手のFAに思う),安定して一定の成績を残す,ということの難しさがあまりにも容易なものだと認識されているような気がします.
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