飯尾の駄文日記

広島東洋カープ 時々 東北楽天ゴールデンイーグルス ところにより一時 中国生活

一押し! Abdullah Ibrahim (Dollar Brand)

Jazz話なので一応続きを読むにしておきます. 完全に個人の趣味全開で行きますので,興味が無い方が全スルーでお願いします. (*・ω・)ノ最近Abdullah Ibrahim (Dollar Brand) にはまっています. 元々ピアノジャズが好きで,トリオではKeith JarrettやEddie Higgins,Eric ByrdにYaron Herman,Bill Evens,European Jazz Trio,日本人では山中千尋とかを中心に聞いていました. ソロになると個人的にはKeithが圧倒的な地位を占めており,曲単独であれば,Sun BearのNagoya Part2やOsaka Part1,RioのPart11・Part14,Carnegie HallのPart7・My Song・True Blues辺りが好きです. アルバム全体の完成度で言えば,別格のKolnをはじめとして,Bremen・Lausanne・Bregenzのソロコンサート3つにスタジオ録音のFacing you・Staircase,あとはTestament辺りが好きですね. これに続くものが少なく,単独ではPE’Zのheluku walk,あとは厳密にはソロでは無いですけれどBent FabricのPusterument辺りが琴線に触れる程度.アルバム単位となるとSolo Monkくらいしかありませんでした. (ソロピアノでなくても,ということであればLes Freres→Pia-no-jaC←,GOOD LUCK HEIWAも大好きですけれど) そんな折,網波乗りをしている時に偶々耳にしたのがAbdullah IbrahimのAfrican Dawn. 初めてKolnを聴いた時以来の衝撃でした. ついカッとなってすぐにAmazonでAfrican PianoとSenzoを注文して,今はAfrican Marketplaceの到着待ちです. 特にAfrican Pianoは素晴らしく何度も繰り返し聴いています. 一応曲自体は8曲に分かれているのですが,それぞれの曲は連続して続いており,ついずっと聴き続けてしまいます. 逆にCDプレーヤーがあまり良くないと曲の変わり目の一瞬の途切れが耳障りでストレスになります( 苦笑 曲調は打楽器のような力強く情熱的な打鍵から素朴なメロディまで正に変幻自在. African Pianoの名の通り,厳しくも温かく,そして広大なアフリカの情景が目に浮かぶようなアルバムです. (まぁアフリカに行ったことはないので完全にイメージなのですが…) 上述の通り,メロディが途切れないので曲ごとに区切るのは難しいのですが,徐々に盛り上がっていく夜明けのようなSelby That the Eternal Spirit Is the Only Reality,早いテンポで突っ走る祭りのようなThe Moon,盛り上がりながらも徐々に落ち着いたテンポになっていく祭りの終わりのようなTintiyana辺りが個人的には特にお気に入り. Jazz Solo Piano Ranking (自分調べ) の中では長らく10位までKeithによって独占されていましたが,その牙城を崩すアルバムに久しぶりに出会えました. まぁジャズ好き・ピアノ好きはもう押さえてあるとは思うのですが,まだご存じない方でKeith Jarrettなどが好きな方がいれば是非一度お聴き下さい. (・∀・)つ一応You Tubeのリンク(※African Dawnです) アフリカン・ピアノ Senzo にほんブログ村 野球ブログへ
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