得点力のはなし8
【一流選手を額面通りに活躍させるvs.二流選手をそれなりに活躍させる】
これは思考実験みたいなものなのですが,仮に上記のように一流選手を額面通り活躍させられるコーチと,若手を育ててそこそこの成績を残させることができるコーチがいればどちらの方が優秀か?
昨年のイーグルスは例によって得点力不足に悩まされたわけですが,その矢面には田淵コーチが立たされました.
確かに得点力はリーグの低下より大きく,田淵コーチには一定の責があると思われます.
セパ得失点の変化
しかし少し視点を変えてみると違った見方もできます.
自分はシーズン前の順位予想では,長打力の解消として期待される,山崎・ルイーズ・岩村・松井選手らのうち2人が良い成績を,残りのうち1人が普通の成績を残せれば,躍進もできるかもしれないと書きました.
しかし蓋を開けてみれば,統一球の影響を考慮して且つ甘めに見てすら,山崎・松井選手らがせいぜい並の成績を残したというところでしょう.
それに対して得点の減少率はリーグ内で際立ったものではありません.
要するに,チーム全体としては「主力が活躍できなかったにもかかわらず良く検討した」という見方もできるわけです.
この見方の下では田淵コーチは,「一流選手を額面通り活躍させられはしないが,それ以外の選手にそこそこの成績を残させることができるコーチ」であるという可能性もあるということですね.
どちらのコーチの方が良いかということについてはまた次回に.
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