飯尾の駄文日記

広島東洋カープ 時々 東北楽天ゴールデンイーグルス ところにより一時 中国生活

カープ雑感[10/5]

1-2で負けて6連敗で借金は今季最多 (2連敗以降は~以下略) の14となりました.

試合自体には正直言って特に書くこともありませんが,栗原選手の評価と打順について少々.

まず最近何故か栗原選手が槍玉にあがり始めているのですが,かぷ吉さんのところにも書きましたが,個人的にはこれは印象論による批判だと思っています.
単純に成績は悪くない上に,味方投手がリードを保てないことによって彼の安打・打点が勝ちに繋がらなくなっていると思うからです.
今日の試合はそのモデルケースともいえる試合で,初回に栗原選手が先制打を放ちました.もしこの試合完封勝ちを収めていれば“決勝の先制打を放った栗原選手”になります.
一度同点に追いつかれますが4回に先頭のバーデン選手が安打で出塁し,その後の栗原選手も安打で繋いで再び勝ち越しのチャンスを得ます.結果的にはここで後続が凡退して得点できず8回に勝ち越し点を奪われて負けるわけですが,仮にここで得点できていてその後を無失点に抑えていればやはり“決勝点のお膳立てをした栗原選手”になるわけですね.
しかしながら味方投手がリードを保てなかったがために,あるいは他の野手が得点できなかったがために,“栗原選手は勝ち試合の得点に絡めてない”ということになってしまうわけです.

もちろん,栗原選手の成績をこれ以上ないほど素晴らしいと諸手を挙げて賞賛するつもりはありませんし,期待しているからこそより高みをめざしてほしいとは思いますが, 少なくとも問題視されるような成績を残しているとは思いません.


次に打順についてですが,8番木村選手について検証をば.
少し前の記事 (打順論) に書いたように個人的には細かい打順の違いで有意な差が出るとは思っていませんのであまり強く批判することはないのですが,分散型打線と集中型打線が違った場合だけ批判するようにしています.
今日の先発は前田投手でした.防御率は2点台後半で,直近の2試合では7回3失点と4回4失点でありやや安定感に欠けてきているというところです.
一方のD川井投手は防御率が3点台前半で,この前の対カープ戦では7回を1失点という好投をしています.
前田投手がある程度打たれるという前提であったのであれば分散型打線を組むこともわかるのですが,川井投手に合わせるのであれば集中型打線を組んで得点確率を上げる必要があります.
個人的には後者寄りの考えであり,集中型打線を組む必要があったのではないかと思います.
まぁ,強く否定・批判するほど有り得ないとは思いませんが,その意図にはやや賛同しかねるといったところですね.

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