飯尾の駄文日記

広島東洋カープ 時々 東北楽天ゴールデンイーグルス ところにより一時 中国生活

さすがに疲れました…

改めてカープの先週の試合を振り返ると,やはり投手陣,特にリリーフ陣の無計画な起用が目につきます.

火曜日は前田投手が完封をしたのでその後の5試合でみてみます.
※サファテ投手は除いています

岸本投手は4連投で計3イニング71球,青木投手は3連投含む4試合に登板し,計3イニング2/3で54球を投げています.
今村投手は最初に2連投した後に中2日で1試合を投げて合計で4イニング1/3で87球を投げています.

一方,豊田投手は連投なしで3試合を投げて34球で2イニング2/3,林投手は2連投による計28球で2イニング1/3を投げています.
6日に登録された相沢投手に至ってはわずか4球で1/3イニングを投げたのみです.

岸本・青木・今村投手らの登板数・投球回数・投球数が,豊田・林・相沢投手らを上回っています.
勝ち越してこの結果ならまだ理解できなくもないのですが,対ジャイアンツ3連戦には連敗しているにも拘らずこのような結果になってしまっています.

豊田投手はベテランですから疲労が蓄積し易いという側面もあるかもしれませんし,相沢投手は6日に登録され林投手が7日に抹消されていることなどもありますが,それでもやはり勝ち試合と負け試合での区別をつけていないという印象は拭えません.
特に岸本投手はリードビハインドの状況やイニングが固定されずに起用されており,接戦リードと3~4点ビハインドの両方で使われています.

やはり“調子の良い選手から使う”,“投手陣の区分は先発・抑えとそれ以外”という感覚が未だに残っているのだろうなと思います.


だいぶ前の記事 (2010年のカープ雑感(中)【常識と頭の固さ】) で“カープの常識”というものを払拭するのは難しいということを述べました.
それでも人は変われる筈だ,と信じて,(正直何をやってんだと思う試合も少なくありませんでしたが) 良くなる兆しを探すつもりでみてきたのですが….
もう流石に疲れました….
先週の試合に関しても水曜日の試合で岸本-今村-サファテ投手のリレーが決まり翌日はビハインドで豊田投手が登板という試合を見て吉兆かと思ったのですが,この週末の起用を見てまたがっくりと.

改めて一度固まってしまった個人の常識を覆すのは容易ではないということを実感しました….

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