飯尾の駄文日記

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3連戦の投手起用

ここ数日ほど出張中だったので試合結果は分からなかったのですが,巨人戦3連敗だったそうですね.
まぁ正直,少しばかり勝っただの負けただのはどうでもいいのですが,相変わらず投手起用は目茶苦茶ですね.
よく見させて頂いている CARP's CLUB【かぷ吉】というサイトで3連戦中の投手起用を見たのですが,3連戦を通して後から確認してみると改めてその無茶苦茶振りが目につきます.
(当然リアルタイムで聞いていても変に思いますが)

3連戦中のリリーフ起用は,
セットアッパーになったはず?の今村投手が,1戦目:1点ビハインドの7回;2戦目:同点の6回のピンチ,
青木投手が,1戦目:1点ビハインドの8回;3戦目:2点ビハインドの7回
岸本投手は,1戦目:1点ビハインドの8回;2戦目の3点ビハインドの7回;3戦目:2点ビハインドの7回のピンチ
その上で1・3戦目の岸本投手と青木投手はわざわざ2人で1イニングを投げています.

一方でこれ以外の投手では,2戦目の3点ビハインドの8回に登板した豊田投手と3戦目の8回におそらく調整登板で投げたであろうサファテ投手のみです.

サファテ投手以外の勝ちパターンで使えそうな投手ばかり起用して,敗戦で投げてもおかしくなさそうな選手の登板はほとんど無しでの3敗,というあまりにも収穫の少ない3連敗ですね.


逆転を期待してなのでしょうが,2点ビハインドくらいでも,しばしば良いリリーフを投入することがありますが,個人的には大反対です.
何度も言いますが,今年は低反発球等の影響により1点が例年よりずっと重いです.
個人的な感覚では,投手起用の基準としては,ビハインド時は+2点くらいで考えてもいいくらいだと感じています.
つまり2点ビハインドの状態は例年でいう4点ビハインドと同じくらいの感覚でいいのではないかと.
現実に今季の5回時点でビハインドという試合で,6~8回を抑えたからと言って逆転して勝った試合の記憶がほとんどありません.
もちろん野球である以上その可能性は0ではないでしょうが,6~8回を抑えたところで勝率の上昇値はせいぜい数%でしょう.
わざわざ貴重な投手を消費したところで得られるものは少ないだろうという見解です.
本来は低反発球ではなく1点ビハインドの状況であっても,敵チームのリリーフ陣がよほど崩壊しているのでもなければ,勝ちパターンの投手を起用するのは反対なのですけどね,個人的には.

まぁ現首脳陣は,ファン目線で監督をやっているようですから,今後もやるでしょうけどね.
何せどうしても勝ちたいからと言って平気で禁じ手とも言えるクローザーの2回投入をやったくらいですから.
カープファン好みの野球をやっているのではないでしょうか.

ちなみに「6~8回を好投手で抑えて逆転勝ちすればチームに勢いが云々」ということを言う人もいるかもしれません.
しかし件のサファテ投手の回跨ぎの試合は,好意的にみれば「良い形で逆転してクローザーが回跨ぎまでして勝った」試合ですから,さぞチームに勢いがつく良い流れの勝ち方だったのでしょうが,
翌日は敗戦で,その後の試合は昨日までで2勝7敗です.
投手の消耗という点からの勝ち方の善し悪しなどはあると思いますが,
流れやら勢いからみた勝ち方の善し悪しは無いと思います.

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