飯尾の駄文日記

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カープ雑感['13.04/14]【意図の見えない投手起用】

今日の試合は1-7で大敗. まぁ先発が経験の少ない戸田投手ということでこの展開自体は想定内ですし,この試合だけを切り取って敗戦を首脳陣の責任にするつもりはありません. (長期的には投手陣の整備を怠ったツケだとは思いますが) ただ,ある意味その想定内の出来事が起きた場合にどこまでその先まで考えていたのか? 前提は以下の5点. 1) 戸田投手は実績も経験も少ない若手であり,早いうちに点をとられる可能性は相応にある 2) 相手がゴロPの山内投手であり,強硬策しか取れないような点差が開いた場合,勝利確立はグッと下がる 3) 翌日は移動日であり,短いイニングであれば中継ぎを投げさせても来週の投手起用には支障はでない 4) 今村・ミコライオ投手以外に信頼できる救援投手がおらず,7回を投げるセットアッパーを確立する必要がある 5) 野村投手も登録抹消され,信頼できる先発投手は前田・バリントン・大竹投手の3人.久本投手が今のところ使えそう.それ以降の先発投手は目処が立っていない これらに基づくと,自分としては, 1) 失点後の修正能力を確かめて本当に使えないかどうかを見極めるために,戸田投手を続投させる それなりに投げられた場合 → もう一度先発起用を考える また打たれた場合 → 先発起用を考えている投手 (中崎投手など) をロングリリーフで投げさせ,先発起用のテストをしつつ,イニングを消化する 2) 6回~8回の3イニング程度を,梅津投手や菊地原投手,あるいは河内投手などに1イニングずつで任せてセットアッパーのテストを図る といったあたりが意図をもった投手起用かと想定していました. (高い確率で9回は投げなくても良かったですし) ところが早々と2回から梅津投手に投手交代. 梅津投手は下で先発もしているらしいので,先発としてのテストの可能性も考えました. もし抑えた場合,今後梅津投手を先発で試すようであればこの推測はあっているし,中継ぎ起用を通すのであれば行き当たりばったりの投手起用と判断せざるを得ないかと思っていましが,結果的には梅津投手が打たれてしまったため真相は藪の中. 菊地原投手も2回を投げました. 流石に菊地原投手はここ数年先発経験も無く,だからと言ってロングを投げさせては明後日の試合にも使いづらく,また他の投手のテストもできません. その後は7回に横山投手が投げて8回に河内投手. ここのところの投手成績から考えればセットアッパーの第一候補は河内投手だと思いますが,であればむしろクリンナップにぶつけて確かめたかったところだと思います. とは言っても4番と5番は交代していましたが,3番のルナ選手は右打者ということもあり,起用するのであれば7回の方がテストになったと思いますね. 少なくとも今日の継投は得策とは思えませんでしたし,何より意図が見えない. 最初に書いた通り,敗戦があること自体は仕方がありません. ですが,その敗戦のときに少しでも先のことを考えて今後のための敗戦にするのかただ負けるのかは大きな違いだと思います. にほんブログ村 野球ブログへにほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへにほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 野球 ブログランキング広島東洋カープ東北楽天ゴールデンイーグルス