飯尾の駄文日記

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カープ雑感['12.06/04]【堂林への批判-正負のスパイラル】

急に忙しくなり,ここ数日は試合結果を簡単に確認する程度しかできず. そんな中で連敗を止め,3連勝をし,やっと忙しさの峠を越えたところでまた敗戦…. ちょうど3連勝中に限ってまともに試合見えないとか…orz この間の情報を収集のためにRCCの掲示板等を見ていたら,堂林選手が批判する意見が割と多いことに驚きました. ちょうどかぷ吉さんのところでも正のスパイラルという話が出ていましたけれど,チームの強弱と選手層の厚薄はこういうところにも影響を及ぼすのかと思ったり. 堂林選手の守備が粗いのは大きなマイナス点ではあるのですが,打率は規定打席到達者ではチームトップ. 規定打席不足者を加えてもその打率.251を超えるのは前田選手と中東選手のみ. セの各チームとの対戦成績を見ても,バランス良く打っていて苦手なチームがないのですよね. (引き合いに出すのもなんですが,例えば丸選手は,対ベイスターズ・ジャイアンツには3割超えの打率を残しているもののタイガースに対しては.120で対ドラゴンズに至っては.000です) そういう意味で行くと少なくとも打撃的には外せるような状態ではありません. もちろん最初に書いたように守備の面のマイナスはあるので,守備固めは出すかどうかや休養を挿むべきかどうかはいろいろな考えがあるとは思いますが. 以前に投手の選手層の薄さの話をしましたが,野手についても同様で,選手層の厚薄やチームの強弱によって選手の負担が増大するのですよね. 仮に今,廣瀬-栗原-ニックのクリンナップが機能していてチームが勝ち進んでいれば,下位で使われている堂林選手がそこそこの成績だったとしても,少なくともその打撃成績には批判はそこまで集中しないでしょう. ただ現実としては,チームの打線があまり機能しておらずなかなか勝ち星を重ねることができていません. そんな中,チーム内で上位の打撃成績を残している堂林選手について,その打撃が批判される. 幸か不幸か,堂林選手自身そこまで思い悩むタイプではない (ように見える) ので,それで成長が大きく阻害されることはおそらくないだろうとは思います. もしこれで気にするような選手だった場合, 長打を打てる選手が少なくなり,さらに得点力が減少し,さらに長打を打てる可能性のある若手を受け入れる余地が無くなり…, といった負のスパイラルに陥るのですよね. 当然,先程述べたようにチームの打線が機能していれば, 下位で若手選手を育てることが可能になり,やがてまた新たな若手を育てる余地ができて…, と正のスパイラルが積み上がります. まぁ野手に関しては,層が厚すぎると若手を試しづらくなるという欠点もあるので,極端に寄ると良くないのでしょうけれど. 選手層の厚薄というのは,かくも影響の大きいものかと個人的には思いますね. にほんブログ村 野球ブログへにほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへにほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 野球 ブログランキング広島東洋カープ東北楽天ゴールデンイーグルス