飯尾の駄文日記

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得点力のはなし7

大分間が空きましたが得点力のはなしの続きです. [※これまでのはなし→得点力のはなし1得点力のはなし2得点力のはなし3得点力のはなし4得点力のはなし5得点力のはなし6] ここまで基本的な事柄について自己確認の意味も込めて書いてきました. ここからは得点力を上げるための方法論や首脳陣の評価に関わる話をしていこうと思います. 【得点力を上げるための方法論】 果たして得点力を上げるための方法論が存在するのか? これは以前にコメント欄でもやり取りしましたが,巷間でしばしば言われるような「○○すれば得点力が上がる」ということにはどれだけの信憑性があるものなのかと思います. これまでに書いたように,野球という競技の性質上,得点と相関が高いものは長打であり,得点力を上げるためにはおそらくは長打力を上げるのが最も効率的かつ効果的だと考えられます. 逆に言えば監督による代打策や微妙な打順の違いが,そこまで強く得点力に影響を与えることはないでしょう. またそれ以外の部分,例えば打撃コーチの働きを評価することも難しいのではないかと思います. 一昨年の高い得点力を受けて,昨季のオフにはマリーンズの打撃コーチの手腕がとても評価されていたように記憶しています. その高い得点力が今季は大きく下降をしました.(過去記事参照) もちろん統一球の影響や西岡選手の離脱の影響も大きいので,安易な結論付けには注意が必要です. ただこれに限らず,あるコーチや監督の手腕を高く評価しようという意図がある場合,得点力の低下が起きた原因を主力選手の離脱に当てはめる例は見られます. しかしながら,この考えに基づくならば,その方法論はその選手がいなければ成り立たないものであり非普遍的な理論であるということになります. 上のマリーンズを例にすれば,「西岡選手がいなくなったため得点力が大きく低下した」という理屈が成り立つのであれば,その前年の得点力の上昇に対する方法論に関しては「西岡選手に匹敵する選手が存在しなければ得点力の上昇は見込めない」ということと同義になります. にほんブログ村 野球ブログへ
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