飯尾の駄文日記

広島東洋カープ 時々 東北楽天ゴールデンイーグルス ところにより一時 中国生活

交流戦までみて 【カープ】

カープは16日現在で26試合13勝10敗3引き分けで貯金3の2位ですね.

一言で感想を言えば,
野手陣は良く健闘していて投手陣は綱渡り
というところでしょうか.

まず野手陣.
正直これだけ長打力がないともっと得点力が不足していても不思議ではないのですが,リーグトップの総得点を上げている.

昨年にブレイクした梵・廣瀬選手らが今年も引き続き活躍していることと,トレーシー・栗原選手らが調子が悪い~並ながらもそれなりの打点を挙げていることがその主因でしょうね.

野村監督の起用がうまいのか,ただ運がいいだけなのか,他チームの調子が悪いだけなのかの判断をするのにはまだ時期尚早でしょうが,今のところいい結果が出ています.
もう1月半後くらいに結果が見えそうです.


一方で投手陣.
防御率もリーグワースト2位ですが,見ていてもやはりいい印象はない.
ただ,昨年に比べると先発陣が試合を作っているので昨年ほどの惨状にはなっていません.
やはり中継ぎが貧弱だと勝負になりませんが先発が崩壊しているとそもそも野球にならない
そういう意味では昨年よりは若干マシですが,それでも良い予感はしません.
過去の記事でも強く非難してきたように特定の選手を使い続けたり回跨ぎをさせたりと一昔前のような使い方が多かった.

しかし,直近の巨人戦では,回跨ぎもなくあまり問題の無いような使い方をしているように見えました.
ビハインドで使ったことも登板間隔があいていて翌日に試合もなかったので,問題視はしていません.

これが省みた結果なのか,それともたまたまなのかは,まだ判断しかねます.
もう少し見てみてからですね.
ただ,その前までのような使い方を続けていけば,確実に8月・9月に失速するでしょう.

交流戦を乗り切るのも大事だとは思いますが,交流戦中の5・6月の日程のスカスカぶりに対して8月・9月の日程の過密ぶりがすさまじい.

場合によっては交流戦期間中には中継ぎ投手などはリフレッシュのために交代で抹消させて,ある程度疲労をリセットさせるような対策を講じたほうが良いかもしれません.

少なくとも日程の緩い交流戦中に登板過多を指摘されるような起用をしていたら,それを乗り切ったところで8月に中継ぎ崩壊→先発崩壊という図式になることは避けられません.


大竹・永川選手など実績のある投手が少しずつ戻ってきました.
しかしこれらの選手も怪我上がりですので,下手に連投させれば調子を落とす可能性も高いでしょう.
これらを含めて以下に投手を無駄使いすることなく,かつ勝てる試合を確実に拾っていくか.
難しい課題ですが,これができるかどうかでしょうね.


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